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 入江FTとは、入江フィンガー・テストの略で、FT(エフティー)とも呼ばれています。漢方家であられた故・入江 正(いりえただし)先生が漢方(湯液、鍼灸)のために開発した独自の診断法で、軽く指をスライドさせるだけで、他の筋力テストとは異なり、診断に利用する指に殆ど筋力を使わず、非常に微妙かつ精密な診断ができます。なお、この方法を用いれば六部定位脈診に代わる診断ができます。また、陰陽論に基づいた相対的な診断が可能であるばかりでなく、西洋医学にも応用できる診断法です。
フィンガー・テストは自分の指を使うだけで、患者さんや第三者の指を必要としないため、熟練すると瞬時に正確な診断が出せるようになります。






 大阪で塾(講習会)としてスタートし、東京に高橋敏医学博士を塾長として受け継がれ、さらに発展し今年で15期生を迎えております。







<高橋敏(たかはし さとる)医学博士のプロフィール>

高橋先生 高橋外科医院院長・医学博士
・1952年 4月29日生。
・1977年
杏林大学医学部卒、同年東京女子医大第2外科入局。
・1987年
学位取得後退局し、外科医として開業。生涯医療を理想として診察に携わっていくなかで西洋医学に限界を感じ、北京解放軍総医院主任軍医・佐藤京子に師事。その後東方医学会、日本漢方協会などで鍼灸・湯液を学ぶ。
・1993年
入江FT開発者・入江正に師事。
・1994年
東京入江FT塾が発足し塾長に就任。FTによる鍼灸・湯液治療の普及につとめ現在に至る。





 フィンガー・テストを修得されますと、以下のようなことが可能となります。
  • 異常を起こしている経脈、経穴の位置や腹診部の異常が肌に触れるだけ、或いは肌に触れなくても(着衣の上からでも)分かるようになります。特に鍼治療においては、取穴が2ミリ外れると治療効果が落ちると言われていますが、そのようなミリ単位での正確な取穴が可能になります。
  • 愁訴のある場所、大きさ、苦痛の程度が患者さんに尋ねることもなく分かり、治療効果もその場で分かり、来院する毎に、どの程度良くなっているのか的確に捉えることができます。
  • 施術部位に鍼が適するのか、灸が適するのか、或いは両方必要なのか等、見分けることができます。
  • 投与しようとする西洋薬・漢方薬が効くかどうか瞬時に分かり、また塗布剤の適否も分かります。
  • 脉診ができなくても、五臓六腑の寒熱虚実の診断ができるようになり、 鍼灸においてはその診断結果に基づいた効果の高い経絡治療が簡単に習得出来ます。
  • 漢方的診断法、治療法はシステム化されていて、そのシステムに則った治療を行えば、誰でも高い治療成績を上げられるよう、工夫されており、フィンガー・テストを利用すれば、自分独自の治療法を創造することも可能です。

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